本年も「ＪＰＴＡ能登国際女子オープンテニス２０１４」が能登町で開催されますことは、この上ない喜びであり、町を挙げて歓迎いたします。

２００７年から始まった本大会は、今年で８回目を迎えることとなります。これまで有能なスタッフ達が試行錯誤を重ねて大会運営にあたってきました。今大会もベテランスタッフを中心にして、新しいスタッフと共に、これまでのノウハウと能登町の特色を活かした大会運営に努めたいと考えております。

能登町の人々の人情あふれるやさしさと、世界農業遺産にも認定された自然と伝統に触れていただき、選手やギャラリーの皆様に、「今年も能登へ来て良かった」と思っていただけるように、おもてなしの心を忘れずに大会を実施していきたいと思っています。

本大会は、若手選手からウインブルドン出場経験者までが参加するなど、幅広い選手が出場する大会であり、その選手達の試合を間近で見られる会場としても好評を得ています。

また、試合観戦のみならず、体験レッスンやプロテニスプレーヤーとの交流イベントなどの各種イベントも好評を博しています。本大会を通じて、テニスに興味を持つ方が一人でも多く増えていただければ幸いです。

終わりに、本大会の開催にあたりご尽力いただきました日本プロテニス協会をはじめ、実行委員会の皆様並びに大会役員の皆様に心から感謝と敬意を表しますとともに、選手の皆様のご健闘を祈念し、歓迎の挨拶といたします。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石川県能登町長　持　木　 一　茂